競艇のルール

競艇ルール|

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今回は、競艇の基本的なルールを紹介していこうと思います。

厳密に書くと、途方に暮れる量になってしまいますので、
今回は基本となるルールや、競艇を見るにあたっての知識を
学んでいただければと思います。

押さえておきたいルール

競艇は、全国24ヶ所にある競艇場にてほぼ毎日どこかでレースが開催されています。

1レース6艇

1レース6艇で行われており、各艇はそれぞれ番号が分かります。

この番号と色は全国の競艇場で統一されています。

1号艇:白 2号艇:黒 3号艇:赤 4号艇:青 5号艇:黄 6号艇:緑

スタート方法

競艇では「フライングスタート方式」というものが、採用されています。

一斉にスタートラインからスタートを切るものではなく、
決まった時間にスタートラインを通過する」というスタート方法になります。

またこのスタート方式には、スタート事故という言葉があります。

競艇場には大時計があり、0秒時にスタートラインより手前にいた場合「出遅れ」、

0秒時にスタートラインを越えていた場合、「フライング」となります。

この2つを、スタート事故と言います。

このスタート事故については、選手に対しての罰則規定があります。

1回目:30日間出走禁止

2回目:60日間出走禁止

3回目:90日間出走禁止

一定期間内に、2回スタート事故を起こすと即日帰還となり、
そのレース終了後に強制帰郷させられ、
出場が決まっていたレースも、参加できなくなります。

また、一節の間に4回スタート事故を起こした場合、事実上の引退勧告になります。

スタート事故を起こした選手が絡んだ舟券は、買った人に全額返金されます。

選手のモーターとボートについて

選手の使用するモーターボートは、抽選で決まります。

特に重要なのはモーターです。性能によってレース結果が大きく左右されるため、

この抽選で良いモーターを引けば、レースでかなり有利になります。

選手は自由にモーターの整備をすることが許されており、ベテラン選手の中には、

0.1㎜単位で調整して、挑んてくる選手もいます。

当日のレースの流れ¥

競艇は時間になったら、いきなりスタートはしません。

レース前に展示航走といい、実際に選手が走る時間があります。

展示航走には2つあり、スタート展示周回展示というものがあり、

選手にとっては、本番前の大事なリハーサル、
舟券を購入する人からは、大事な予想材料となっています。

スタート展示

待機所から一斉に飛び出しコース取りをします。この時に得られる情報としては下記の通りになります。

・モーターの行き足

・各選手がどのコースを狙いたいのか

・各選手がどれくらいのタイミングでスタートを切れたのか

周回展示

スタート展示後に選手はコースを2周走りターンの練習をする。この時に得られる情報は下記の通りになります。

・ターンの時にモーターがどれくらいパワーが出ているのか

・艇がターンの時にバタバタしていないか

展開航走は大事な情報になるので、しっかり見ておきましょう。

レース本番

競艇はスタートラインを通過後、第1ターンマークと第2ターンマークを順番に回り

1週600mのコースを3周計1,800mを走り入直順位を決めます

1着になる艇は、水面の引き波の関係から1周以内に大体決まります。

決まり手について

決まり手とは、1着になった選手がどんな勝ち方をしたのかを現した言葉です。

逃げ

先頭にいる艇が、誰にも抜かれず決着した時の決まり手。

競艇の約半分のレースが「逃げ」で決まることがほとんどです。

差し

2艇以降の艇が、インにいる選手よりも内側を旋回し、て先頭に立った時の決まり手。

まくり

アウト側の選手がスピード差を生かし、イン側の選手を外から一気に抜き去った時の
決まり手。

まくり差し

差しとまくり両方の要素を併せもった決まり手。

一番外にいる選手がセンター付近の選手をまくり、その後インの選手を差して
先頭に立つ決まり手。

抜き

1周第2ターンマーク以降に、前の選手を抜いて1着に入ること。

恵まれ

先行している選手がフライングや転覆などでレースから離脱、
次位を走っていた選手が、結果的に1着に繰り上がった時の決まり手。

まとめ

以上が競艇の基本的はルールになります。

細かい部分の補足(展示航走の見るべきポイント等)は、
また別に書いていこうと思います。

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