優勝戦12Rは、平高奈菜がインから逃げて今年4回目のVを飾った。
同期の鎌倉涼が3コースから鋭いまくり差しで迫ったが、寄せ付けず、バックでは他艇を完全に突き放した。

新女王が、堂々の貫禄を示した。
機歴の乏しいエンジンを慌てず調整。
戦える足に仕上げた。

クラシック、オールスターと2度のSGを含めた過密日程を乗り越えて、研ぎ澄まされた勝負勘と、女子では抜けたスピード旋回でVロードを駆け抜けた。
次走は児島のグラチャン。「SGでも予選突破が目標です」と進化を止めない新女王は、まだまだ上を見据える。