平高奈菜(33=香川)が冷静に押し切って、4月福岡以来の今年3回目、通算26回目の優勝を決めた。

1コースからコンマ13のスタートを切ったが、他艇がコンマ10付近の鋭発を決めた。
それでも落ち着いて1Mを先取りして逃げ切った。

今月は福岡(優勝)、浜名湖(優出2着)、多摩川(準優6着)、そして常滑と中0日で連戦が続き疲労の色を見せたが、女王の貫禄を見せつけた。

「エンジンは良かったです。ただ、スタートが分からなかった」と反省もあった。

「(4日目8R後)谷川(里江)さんに『コンマ00で残ってツキがあるね』と言われて、もしかしたら(優勝が)あるかな、と思った」と安堵(あんど)した。今年の目標に触れ、「タイトル取りを含めて、去年を超えるようにしたい」とかぶとの緒を締めた。

次節は5月1日からの尼崎。